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オリジナルアバターでZoomミーティングに参加する方法

この記事は約7分で読めます。

他の記事でも書きましたが、最近私はアバターでオンラインミーティングに参加しています。

ミーティング終了後のフリートークなどで「それどうやってるんですか?」と聞かれることが多いので、私のやり方を書いておこうと思います。

必要なものは
・インターネット環境
・Webカメラ付きパソコン
・ブラウザ
です。

利用するツール(サービス)は、
kalidoface 3D
OBS
VRoidStudio
の3種類です。

この記事は、上の3つのツールの使い方を解説しています。

とりあえずアバターになってみる

アバターになる方法は色々あるのですが、ブラウザとWebカムを使うサービスが手軽でお勧めです。

私が使っているのはkalidoface 3Dというサービスです。

Webカメラのついているパソコンで下のサイトを開いて下さい。

Kalidoface 3D - Face & Full Body Tracking
Animate character faces, poses and fingers in 3D using just your browser webcam!

右下にある青色のカメラボタンを押します。

初回実行時にはカメラ使用の許可を求められるので「許可」を押して下さい。

しばらく時間がかかります・・・

アバターが動き出しましたか?

おめでとうございます!

これであなたもアバターデビューです。

ね、簡単でしょ?

このような警告が出る場合は他のソフトがカメラを使っている可能性があります。
他のソフトを閉じたり、パソコンを再起動してからもう一度試してみて下さい。

kalidoface 3Dの操作方法

では、kalidofaceで少し遊んでみましょう。

見た目を変える

右下のコントローラーの人型のボタン(Characters)を押して、左側に出るアバター一覧からお好みのアバターを選んで下さい。

背景を変える

右下のコントローラーの絵のようなボタン(Backgrounds)を押して、好みの背景を選んで下さい。

大きさ・位置・向きを変える

マウスのホイールでアバターの大きさが変わります。

左ボタンドラッグで向きが変わります。

右クリックドラッグで場所が変わります。

ちょうど良いカメラアングルに調整して下さい。

OBSを使う

kalidofaceで遊ぶだけでもとても楽しいのですが、実はこれだけではZoomに参加することはできません。

kalidofaceの画面をWebカメラの代わりにZoomで使えるようにする必要があります。

そのために使うのが、YouTube配信などに使われる配信ソフトのOBSです。

いちどkalidofaceを閉じてから、OBSをインストールします。

Open Broadcaster Software | OBS
OBS (Open Broadcaster Software) is free and open source software for video recording and live streaming. Stream to Twitc...

OBSのインストールが終わったら、一度パソコンを再起動して下さい。

本来は必要ないのですが、環境によっては再起動しないとうまく動かない場合があります。

パソコンを再起動したら、OBSの設定をします。

ここで、ソフトを立ち上げる順番が重要です。

1)kalidoface 3Dを開く
2)kalidofaceのカメラ(トラッキング)をオンにする
3)OBSを立ち上げる

必ずOBSより前にkalidofaceのカメラをオンにして下さい。

順番が逆だとうまく動かない時があります。

OBSの設定

OBSにkalidofaceの画面を映すための設定を行います。

1)シーンウィンドウの+ボタンでシーン追加する

2)ソースウィンドウの+ボタンでソース「ウィンドウキャプチャ」を追加する

Macだと・・・

Macを使っている場合はセキュリティの設定が必要かもしれません。
MacでOBSのウィンドウキャプチャができないときの対応【リストにOBSが表示されないなど】

3)大きさを調整する

ソース(ウィンドウキャプチャ)の枠を動かして、プレビュー画面の枠内に収まるように調整します。

4)仮想カメラを開始する

右にある「仮想カメラ開始」ボタンを押して仮想カメラをオンにします。

これでOBSの設定は終了です。

Zoomにアバターで参加してみる

いよいよZoomにアバターで参加します。

とはいっても、そんなに都合がよくZoomのミーティングはありませんから、一人だけでテストです。

Zoomにログインして、ミーティングを開始します。
(Zoomのアカウントが必要です)

Zoomが開いたら、カメラのセッティングで「OBS Virthal Camera」を選択します。

カメラをオンにすると・・・

どうです?表示されました?

もし表示されない場合は、OBSの仮想カメラが開始されているか、Zoomのカメラのセッティングがあっているかを確認してみて下さい。

カッコ悪い部分を見えないようにする

さて、ここまででZoomに参加できるようになりましたが、なんか画面に色々映っちゃってカッコ悪いですよね。

映したくないものを消していきましょう。

kalidofaceのコントローラーを消す

右上の目のマーク(Hide Controls)を押すと消えます。

ウィンドウの枠を消す

OBSのプレビュー画面で、ソースの枠をAltキーを押しながらドラッグするとトリミングが出来ます。

枠の上部を少し下にトリミングしてブラウザのアドレスバーを消しましょう。

トリミングした場所の枠線は緑色になります。

オリジナルのアバターを作ろう

kalidoface 3DはVRMという形式の3Dモデルを読み込むことが出来ます。

VRMモデルは、世界中のクリエーターが有料・無料で公開しています。

お気に入りのアバターをダウンロードしてきて利用するのも良いでしょう。

でも、どうせならオリジナルのアバターでZoomに参加したいですよね。

アバターが作れるソフトは色々ありますが、初心者でも手軽に作れるVRoidStudioというソフトがお勧めです。

では、さっそく作っていきましょう。

VRoidStudioを使ってみる

私が使っているものは「VRoidStudio 1.0.4」ですが、バージョンが違っても大枠の使い方はそんなに変わらないはずです。

最新版をダウンロードしましょう。

VRoid Studio
3D創作を誰でも楽しめる世界へ。VRoid Studioは3Dキャラクター制作ソフトウェアです。はじめての人にはかんたんに、慣れた人はよりこだわって、3Dキャラクターを作ることができることができます。

そしてインストールします。

VRoidStudioを開くとこんな感じの画面になると思います。

「新規作成」を選ぶと性別を選べます。

基本的には目の形や髪形などを選んでいくだけです。

ここでは細かい使い方の説明はしませんが、使い方はYouTubeの動画を見るとわかりやすいです。

時間をかけてこだわりのアバターを作って下さい。

アバターが完成したらエクスポートします。

右上のエクスポートボタンから「VRMエクスポート」を選択します。

「エクスポート」ボタンを押して、アバター情報を入力します。

自分で使うだけなので、必須情報以外は空白で大丈夫です。

入力が終わったら「エクスポート」ボタンを押して、vrmファイルを保存します。

オリジナルアバターをkalidofaceに読み込む

kalidoface 3Dを開いたらアバターを選ぶ画面で「Uplode .vrm file」を押します。

ボタンが無い?

コントローラーが表示されてない場合は右上にマウスを持って行くと目のマークが出るので押します。

vrmファイルを選んで「開く」を押せば・・・

どうです?動きましたか?

自分で作ったアバターが自分の思い通りに動くと嬉しいですよね。

使いこなせれば色んなことが出来るようになる

kalidofaceは細かい表情の制御は出来ませんが、目をつぶった時や口を開いた時の表情をVRoidStudioで作りこめばある程度感情表現も可能です。

kalidofaceの背景を緑色にすると、OBSのクロマキーフィルターで背景を透過できます。

Vtuberのように背景に画面を映しながらのミーティングも行えますね。

色々工夫して遊んでみて下さい。

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では良いアバターライフを~

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コメント

  1. vwlbdn

  2. rccruh

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