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地方コミュニティの方に試してほしい研修会の手法

この記事は約3分で読めます。

地方でコミュニティに参加していると研修会や勉強会などに参加する機会があります。

そしてよくある研修会では、どこかから偉い先生を呼んできて皆で話を聞く、という手法が多いような気がします。

偉い先生を呼んでくると、費用も調整も大変なので、もう少し気楽に研修会を開いても良いんじゃないかと思うのですがどうでしょう?

というわけで、費用をかけずに手軽にできる研修会の手法をご紹介いたします。

講師を呼ばない「勉強会」

課題を事前に共有し、研修会当日に自分の調べた知見を参加者同士で共有するタイプの勉強会です。
講師を呼ばないため費用が安く済み、自分が勉強するためのモチベーションアップにもつながるのでお勧めの手法です。

気楽に発表「ライトニングトーク」

3分~5分程度の短いプレゼンテーションを連続で行う手法です。
発表後は質疑応答やディスカッションなどはなく、すぐに次の発表者に変わります。

上手く発表できず「質疑応答で誰からも質問が無く寂しい思いをする」や「ディスカッションでダメ出しされまくってへこむ」などのリスクがないため、気軽に発表が出来るようになる手法です。

テーマは私が決める「アンカンファレンス」

参加者が話し合いたいテーマを提案し、それぞれ興味のあるテーマごとに集まってディスカッションを行う。
提案されたテーマが多い場合は、投票などによって参加者数のバランスをとる。
グループに分かれ、提案者がファシリテーターとなり話し合いを進める。
最後に各グループが結果を発表し、情報を共有する。
参加者が興味がある一番ホットな話題でディスカッションできるのが利点です。

アンカンファレンスとは? - ScalaMatsuri 2018
ScalaMatsuri

ぐるぐる回るよ「ワールドカフェ」

主催者が複数のテーマを決め、5~6個ぐらいのグループに分かれます。
各グループにはファシリテータが一人付きます。
ある程度の時間(20分程度)議論したら、ファシリテータを残して他のメンバーは他のグループに移動します。
ファシリテーターは移動してきたメンバーに前のディスカッションの内容を共有します。
時間いっぱいまでディスカッションと移動を繰り返して、最後に各グループでまとめた知見を発表し共有します。
一つのテーマについて、色々な切り口でディスカッションが出来るので発想が広がります。

ワールドカフェとは?方式と基本的なやり方を紹介! | BizHint(ビズヒント)- クラウド活用と生産性向上の専門サイト
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ご紹介した手法を導入するメリット

費用が掛からない

今回ご紹介した手法は基本的に「参加者が主体」となるため、高いお金を払って講師を呼ぶ必要がありません。
かかる費用は会場費ぐらいですが、地方の場合は会場費はとても安価です。

アウトプットの機会を求めている

知りたい事があればyoutubeに解説動画がいっぱいあります。
ネットやイベントで身に着けた知識を共有したいという人が増えています。

地域性のある議論ができる

研修会を開く時に、その分野の専門家として東京などから講師をまねく時があります。
個人的な経験では、地方での課題はその地域に特化した問題が多く、東京や他の地方での事例があまり役に立たない事も多いです。
今回ご紹介した手法は、地域の人たちが知恵を出し合う事が出来るので「答え」は出ないかもしれませんが「的外れな答え」にはならないと思います。

地方で研修会などを実施している方は是非参考にしてみて下さい。

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