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Webサイト(ホームページ)作成時の目的別分類

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中小企業や地域活動団体などがWebサイトを立ち上げる際に、どのような種類のサイトがあるかを目的別に分類しました。

後半は、サイト作成時にかかるコストを、優先順位順に整理しました。

Webサイト(ホームページ)作成時の目的別分類

1.会社案内、リーフレット的な使い方

基本的な会社の情報や商品情報などをWebサイトに載せ、ほとんど変更せずに利用します。(会社の情報に変更があった場合のみ修正する)
名刺交換の際に「詳しい情報はホームページに載せています」と紹介することで名刺に載せられない情報を提供できます。
Webサイトがあればリーフレットがいらないわけではなく、それぞれのメリットデメリットをうまく各組合せて利用する必要があります。

  • リーフレット:その場で見られる、分かりやすくまとまっている。いつも持ち歩いているわけではない、載せられる情報(スペース)に制限がある。
  • Webサイト:持ち歩く必要がない、情報はいくらでも載せられる。その場で見られない(事が多い)、帰ってから見てもらえないことがある。

コスト:無料~数十万(小規模な物)
労力:小

2.チラシやポスター的な使い方

特定の商品の紹介や、販促イベントなどの周知に利用します。
ランディングページと呼ばれる、その商品そのものに興味のある人が直接(会社のページを経由せず)開くページを作ります。
そのページには商品購入に必要なすべての情報を記載し、直接購買またはイベント参加に繋げていくページです。
基本的にはチラシ(印刷物)など他の媒体と組み合わせて利用します。(「続きはwebで」っていうあれです)
インパクトや内容の分かり易さが必要となるため、デザインやライティング御専門知識が必要となります。製作コストはとても高いです。

コスト:1ページだけで、数万~数十万(+コンサルタント料)
労力:中

3.社報、掲示板の様な使い方

頻繁に会社の情報を公開し、顧客に会社のファンになってもらう使い方です。
ブログやSNSを活用することが多く、インターネット上での集客には効果的です。
ただし、更新にはとても労力がかかり、ある程度社員の労力に余裕のある会社さんしかお勧めしません。
外注を利用することもありますが、情報発信までの時間がかかることや思いの外コストがかかるため、費用対効果という点でお勧めしません。

コスト:無料~数十万(+更新コスト)
労力:高

Webサイト構築時のコストのかけ方(優先順位)

1.オリジナルドメイン名

ドメイン名とは、一般的に「ホームページのアドレス」と呼ばれるものです。オリジナルドメイン名を利用することにより、何らかの理由によりサイトを運営しているサーバが変わってもアドレスが変わりません。(アドレスが変わると検索で上位に表示されなくなるなどの弊害があります)

費用(年間):数百円~数千円/年

2.内容や運用方法の検討

どのような内容にするか、どのように運用するかの計画を立てます。
内容や運用方法によってコストをかける場所が変わってくるので、じっくり検討して下さい。事前に経験者や専門家の意見を聞く事をお勧めします。

費用:自分の労力~数十万

3.運用サーバ(サービス)

とりあえず始めてみる場合は無料のービスもありますが、ある程度きちんとしたものを作りたい場合は月額1,000~3,000ぐらいのものから始めてみるのをお勧めします。
サーバだけ借りてサイトは別途構築する場合と、サイトを作れるツールが含まれているサービスがあります。

費用(月額):無料~数千円/月

4.サイト構築・デザイン

上記3でサーバだけ利用する場合はサイトの構築が必要になります。また、サイトを作れるサービスを利用する場合もデザインを外注する場合があります。
最初はあまりお金をかけずに始めてWebサイトの運用にある程度なれてきてからリニューアルでお金をかけた方が失敗することが少なくてお勧めです。

費用:自分の労力~数十万+コンサル

5.運用委託

あまり更新が頻繁ではない場合、デザインにこだわりがある場合、社内で担当者が確保できない場合などには、情報の更新時に外注を利用することもできます。
情報発信までの時間がかかることや思いの外コストがかかるため、費用対効果という点ではお勧めしません。(上記4のサイト構築時に簡単に更新できる「仕組み」を導入することをお勧めします)

費用(月額):数千~数万

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